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Channel: 欲望日記
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るーむしぇあ!?



『涙のあとには虹が出る』―。

唐突ですが、いつも私を暖かく見守り励ましてくれる
gfbdtさんhttp://blogs.yahoo.co.jp/gfbdt467の言葉です。

ステキな言葉です。 
『信じる者は救われる』の次くらいに好きです(笑)
自暴自棄(笑)にもならず、前向きに頑張ってきた私にも…

― 虹、出ちゃいました☆!!!!!
かすかに暗雲も立ち込めてますけど…。



それは7月23日、土曜日の夜のこと。
前日のキャバクラ初出勤(前の記事参照)で疲れ果てた私は、スカスカ昼過ぎまで寝てました。

起きたら12時半。
あわてて飛び起き、予約してあった美容院へすっ飛んでいきました。

なぜかって?
その日はE.T.が私のリベンジ(笑)バースデーパーティーを開いてくれることになっていたからです!
もちろん、塚本くんも一緒(●^o^●)!!!(←ここ重要)


前から気になっていたデジタルパーマ(形状記憶)をゆるゆるとかけ、ピンクブラウンにカラーリング。
流行のエスニック調の白いコットンワンピ(クロエで衝動買い。バカ…)を着て、いざ渋谷へ☆

マグロのカラスミのパスタが絶品のイタリアンレストラン、MANGIA PESCE。
「お魚を召し上がれ」 という意味の店名を持つこのお店は千駄ヶ谷にあって、大好きなお店の一つ♪
店へ入ってゆくと、もう2人とも来ていました!!!


「誕生日おめでとう、なおさん!!」
勢いよく開けられたスプマンテは、桃の果肉を入れてベッリーニにしてもらい、3人でカンパ~イ☆

「ありがとうございます~!! ほんとに、うれしいです(涙)」

「なおさんにとって、いい一年になりますように!!」

ウィンクしながらE.T.が言いました。 



あぁ…。
その満面の笑顔が、胸に突き刺さるぅ~(><)!!!




…塚本くんがE.T.に黙って山中湖へ来たと知ってから、私は罪悪感と恐怖にさいなまれていました。
たとえ何もなかったといっても、私と二人きりで夜を過ごしたなんて知ったらE.T.はどう思うことか(+o+)

「このことは、二人だけの秘密にしようね。」

山中湖を眺めながら、塚本くんは私にそう言いました―。

E.T.の気持ちを考えたら言わないのが優しさかもしれませんが、塚本くんに好意を持って
しまっている私としては、E.T.を裏切っているようで心苦しいことこの上ありません(><)



その時、さらに私を動揺させるような一言を塚本くんが!!

「困ったときは、また、いつでも助けに行くからさ。」

…ま、『また』って、アンターーーーーーーーー!!!!
めちゃめちゃ怪しいじゃんそれ何考えてんのぉぉぉーーーーーーーーーっ!!!??

思わずパンを取り落とす私。
塚本くんは意味深な微笑みを浮かべたまま、生ハムとイチジクを食べています。

「え? 『また』って…?」

E.T.も怪訝そうな顔で私を見つめます…。


「わっ、私今、経済的にちょーーヤバイんですよね~!彼とのことはもう立ち直ったんですけど~。
家賃ひとりじゃ全然払えないから、もうこの際誰か同居人でも探そうかと思って~アハハ!!」

自虐ネタで何とか話をそらしました(汗) 捨て身のカモフラージュです(笑) 

「そっか。一人で払っていくのはキツイですよね。引っ越さないの?誰か一緒に住んでくれる友達は?」

うまく乗ってくれたE.T.。 が、ホッとしたのもつかの間!

あーっ、それなら俺、なおさんちにルームシェアさせて欲しいな!!」

無邪気にハーイと手を上げる彼。
何言ってるのよ塚本くん!!!!  目ん玉飛び出ました(@o@)

「何を言い出すかと思ったら…、そんなの無理に決まってるだろう。ねぇ、なおさん!」

「ええええ~と…そう、それはその、あの…」

「何で?俺、今の部屋日当たり悪くてずっと引っ越したいって思ってたんだけど。」

「それなら、代官山の僕のマンションに来たらいいって前から言ってるじゃないか。」

「だからそれはなんだよ!仕事関係の人がいっぱい来てちっとも落ち着かないし。」



―な、なんだか言い争いになってきました(*o*) オロオロする私。
塚本くんが一人暮らししていたのが意外でした。てっきり二人で暮らしているとばかり(汗)

「じゃあ、他に部屋を探したらいいだろう。 …何なら、僕が借りてあげてもいい。」

「そういうのが、一番、嫌なんだよ!!」

塚本くんの、怒った口調。
一同、静まり返りました(+o+)

「自分の部屋ぐらい自分で払えるよ。別に都内じゃなくたっていい。横浜住んでみたかったし!」

「そんな、子供みたいに勝手なことばかり言うんじゃない。なおさんだって困ってるじゃないか。」


―…あ、あたし…? 
パニクる心とは裏腹に私の口をついて出た言葉は―。

「…わ、私は、正直、部屋を借りてくれる人なら、だ、誰でもありがたいですけど…。」

―言っちゃったーーーーーーーー言っちゃったよーーーーーーー(笑)!!

「そ、そんな…。」

E.T.も、もはや笑顔が引きつっています(++)

じゃー決まりねっ☆うっわ~すっげ~うれしい!とりあえず今度部屋見に行かせてよ、なおさん!」



すっげ~うれしいのは、私です。
でも、すっげ~混乱しても、います。



だって


塚本くんと


二人で


住むなんてぇぇぇーーーーーーーーーーー!!!!(失神)



―レインボー。
まさに、私の空に大きな虹がかかった瞬間でした!!!
幾多の困難(ゲイだとか貧困だとか)を乗り越えて…(笑)
写真の虹、めずらしくないですか? 夕焼け時の虹です☆


つづく

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